ADHDと病院で診断されるメリットはあるの?
ADHDについては、初めは「もしかしたら自分はADHDかもしれない」「自分の子供はADHDなのでは?」などと、迷いがあって初めて病院を受診する人が圧倒的多数で多いと思います。
でも、本当に病院でADHDだと診断されるメリットは何があるのでしょうか?確かにADHDの症状を改善させる為には病院を受診することは大切ですが、それ以外にもADHDで病院を受診することのメリットは存在します。
ここでは、ADHDかもしれないと思っている人が病院を受診することのメリットは何があるのか?ということについて調べてみましたのでご紹介いたします。
病院でADHDを診断するメリット
まずは、病院へ行くということ自体に勇気がいることでしょう。風邪を引いて病院に行くのとは訳が違いますので、病院の扉を開けるのにもいつも以上に勇気がいるはずです。しかし、病院で診断するということはメリットがちゃんとあります。どんなメリットがあるのか見ていきましょう。
自分の進むべき方法を見つけることが出来る
自分の今までの失敗は、単なる性格の問題ではなく脳の病気だったからだと気がつくことが出来ます。すると、周りの人に対してもちゃんと自分の症状について説明をすることが出来、自分でも原因が何かということを理解しますので、自分のこれからの方向性も見いだすことが出来ます。
薬やカウンセリングを受けることが出来るようになる
ADHDの薬については、7割くらいの人に効果があると言われています。そのため、薬を上手く使いながら日常生活を送ることで、頭の中がすっきりとし、自分は今何をやらなければいけないのかということが落ち着いて考えられるようになります。
薬については、副作用があって続けられないという人もいますが、多くの人は症状が改善するのでADHDの症状を押さえることが出来るいい方法なのです。
障害者手帳が利用出来る
ADHDと診断されると、障害者手帳や障害者就労などが受けることが出来ます。そのため、今までの仕事ではなく障害者としての仕事の幅も広がりますので、自分に合った仕事を見つけやすくなるのです。
病院の見つけ方
もしもADHDを疑って病院を探す時には、精神科や心療内科、子供の場合は小児精神科や小児神経科を受診するようにしましょう。また、病院選びの際には、各地域の発達障碍者センターを利用することをおすすめします。
まとめ
ADHDで病院に行くことは、このようにメリットがあるということが分かりました。ADHDだと診断が下るまでは確かに時間がかかってしまう場合がありますのが、自分の病気が何なのかということが突き止められるだけでも心が軽くなるはずですよね。
今は、薬ではなくてサプリメントで症状を抑えることが出来る商品も販売しています。子供には、コドミンというADHDに効果のあるサプリメントが登場しており、とても人気があります。
ADHDは色な対処法を見つけることが出来る病気ですので、自分に合った対処法が見つければ、きっと症状も緩和されて上手くADHDと付き合うことが出来るようになるはずです。